アニメニュース Japanimate.com―2008年11月の記事一覧

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アニメビジネスニュースをお伝えします

希望退職50人、GDHが募集、従業員の2割

アニメーション企画のGDHは28日、従業員の約2割にあたる約50人の希望退職を募集すると発表した。
対象者はGDHとアニメ制作子会社ゴンゾの正社員と契約社員の合計約225人で、退職一時金として月給の約1カ月相当分を支給する。
年間約2億5000万円の人件費削減を見込み、一時金の支給費用1200万円は2009年3月期に特別損失として計上する。

2008/11/29, 日本経済新聞 朝刊より

関連リンク:
GDH 「希望退職者募集に関するお知らせ」[PDF]


観光振興へ、北区が鉄道スポットマップ

東京都北区は鉄道がよく見える場所を紹介した「鉄道Viewマップ」を7千部作製し、区役所内で無料配布している。
鉄道駅がある場所を中心に、JR田端駅周辺、王子駅周辺など、5つの地域を取り上げた。

北区内にはJRや都電が走っており、新幹線の車両基地など関連施設も多い。鉄道ファンを呼び込み、観光振興につなげる考え。
北区はこれまでも国立印刷局の工場などを紹介した「産業遺産ガイドマップ」など観光用の地図を製作している。

2008/11/28, 日本経済新聞 地方経済面 (東京)より


横須賀、呉、舞鶴の「軍艦」見学クルーズが人気

横須賀や呉、舞鶴などの「軍港」で海上自衛隊や米海軍の艦船などを間近に見るクルーズ船の人気が高まっている。
軍事マニアだけではなく、家族連れやカップルなども楽しんでいるのが特徴だ。

横須賀本港の汐入桟橋を出航したクルーズ船は、米海軍横須賀基地に接岸するイージス艦のほか、海自の艦船や潜水艦のそばを航行、船内ガイドが目の前の艦船について解説を加える。
一周45分の軍艦見学クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」を運行するトライアングルによると、利用者数は最近急増中で「特に神奈川県外からの客が目立つようになった」という。
横須賀本港は日米安全保障条約に基づく制限水域に指定されており、軍港めぐりの船は米海軍と海自から特別に許可を得ている。

同社の鈴木隆裕取締役は「レジャーの安・近・短志向に乗っているだけでなく、横浜港や都内では目にできない景観が楽しめる点も人気の要因」で、バスツアーのコースに組み込まれる例も増えており、「ツアーは毎回、満席と好評。今後、開催数を増やすことを検討している」という。

軍艦見学クルーズは横須賀以外でも人気が高まっている。
広島県呉市の呉港と、旧海軍兵学校のあった江田島の小用港を結ぶ航路上には、海上自衛隊の艦船や、戦艦大和が建造された造船所などを目にすることができる。
定期船を運航するファーストビーチでは、下船せずに往復する遊覧コース「呉湾おさんぽクルーズ」(500円)を実施。利用者も前年比35%増と好調だ。
海自と米海軍の基地がある長崎県佐世保市では、定期航路を遊覧船化したクルーズが受けている。瀬川汽船では「利用者は前年比プラス。空母が来航すると利用者は跳ね上がる」という。
海自の地方総監部が設置されている京都府舞鶴市では、地元の遊覧船業者が土日祝日限定で海自の艦船などを巡る「海軍コース」を売り出した。目玉は「停泊する海自の艦船のすぐ近くまで接近する迫力。場合によっては数メートルということもある」(舞鶴港遊覧船)通常運行は11月末までで、この先は不定期(要予約)になる。

横須賀市では来春、新名物の米海軍のレシピを使ったハンバーガー「ヨコスカネイビーバーガー」を軍艦見学クルーズとセットにして売り出す計画で、軍艦見学クルーズをバックアップする動きも出てきた。「軍関連施設はとかくマイナスイメージにとらわれがちだが、基地を新たな観光資源にしたい」(同市企画調整課)
観光の目玉として売り出す自治体のバックアップを追い風にして、軍艦見学クルーズの乗客は今後さらに増えそうだ。

2008/11/28, 日経MJより


映像制作のTYO社長吉田博昭氏、利益追求を徹底、円谷プロなど50社傘下

日経産業新聞「起業人」欄より、アニメ制作会社や円谷プロなどを傘下に持つTYO吉田社長の人となりを抄録。

ティー・ワイ・オー(TYO)が円谷プロを買収したのは2007年10月。吉田博昭社長は2008年夏まで、ウルトラマンシリーズを企画制作する円谷プロダクションへ「週に2、3回」出向き、再建に奔走した。無駄を省き1年で実質赤字だった決算を黒字転換させた。
TYO社内での吉田は「人一倍利益を重視する」人との見方で一致する。
円谷プロの再建では、映画のエキストラ紹介やテーマパークなど不採算事業を中止し、実力不足の社員約40人弱を解雇した。
吉田は「脚本家なら作品を読めば力は分かる」と断言し、ウルトラマン関連の売上高に根拠の乏しい数字が含まれるなど、ずさんな経理を見つけて「放漫経営の結果か」と嘆いた。

TYOはCMや映画、アニメを制作する約50の企業で構成され、20社超はM&Aで子会社にした。
吉田はCMディレクター出身で、大学在学中にCM制作を始め、5度の転職を経て当時の最大手企業に入社。「ゆれるまなざし」のキャッチフレーズとマッチ棒の炎を使ったミステリアスな演出で女性の心をつかんだ資生堂のCMなど手がけた。
1982年に仲間とTYOを創業し、8年で年間39億円を売り上げた。
このころ映画制作に挑戦し「監督、原案、製作=吉田」という無理な体制で、日米で映画を2本出すも興行は惨敗。折しもバブル崩壊でTYOは初の減収。現場を離れ本格的に経営に専念する道を選ぶ。

まず成果報酬制度を導入。同時に子会社の運転資金を実質的にTYO本体が調達し、社員のモチベーションを高めつつ、制作費の無駄遣いを防げるよう工夫した。
仮に会社が赤字になっても良いが「その原因は明快でないといけない」という吉田流の美学がある。
吉田を慕ったディレクターが相次ぎTYOグループに入ったが、小さくても一国一城の主として仕事に向かわせた。連結子会社が50もあるのはそのため。
子会社同士がコンペで競合というケースも多く「勝負は堂々と」が今や全社の共通理解だ。

成長の秘訣は「独創的な作品を生み世間に認められたい」と願う社員に思う存分力を振るわせ、稼ぎを共有する仕組みだという。

よしだ・ひろあき 1967年(昭42年)早稲田大学高等学院卒。「高校では作家を目指した」。早大中退。1982年TYO設立、社長。東京都出身。59歳。

2008/11/28, 日経産業新聞より

関連記事:甦るか「ウルトラ」の星、新生円谷プロの再出発


中国国家版権局、模造品対策窓口を日本で開設

中国国家版権局の事業機関、中国版権保護センターはプラネットシンクジャパンと共同で、業務仲介会社ゴールデンブリッジを設立した。
玩具やアニメ、ゲームソフト、出版物などの著作権を日本企業が中国で登録したり、海賊版や模倣品の製造・販売差し止めのための調停や提訴を仲介する。

同センターが海外で窓口会社を設立するのは初めて。担当者を日本に派遣し、来春をメドに日本語で著作権登録ができるようにする。

2008/11/28, 日経産業新聞より


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