アニメニュース Japanimate.com―2008年12月25日の記事一覧

アニメニュース Japanimate.com

アニメビジネスニュースをお伝えします

日本のへき地で衛星ブロードバンド、タイコム副社長に聞く

離島や山間部などのへき地に衛星経由のブロードバンド通信環境を整備する動きが大詰めを迎えている。来春のサービス開始に向けて来日したタイコムのプラディープ・ウニ上級副社長に日経産業新聞が展望を聞いた。

―準備の進ちょく状況は
「最重要プロジェクトの一つとして2006年から取り組んでおり、子会社のIPSTARを通じて来春には間違いなくサービスを始められる」
「日本は我々にとって魅力的な市場。個人の平均収入がほかのアジア諸国より高く、収益を上げやすい。政府が情報格差の解消に積極的で、事業を展開する上で大きな後押しとなる」

―初期費用が高い点が課題といわれているが、価格はどうなるか
「詳細は未定だが、個人向けサービスでは初期費用は20万-30万円。月額は通信速度によるが3000円程度からと考えている。初期費用が高いだけに、国や自治体の補助金をどのように引き出せるかがカギを握る」

―助成のメドは立っているのか
「何も決まっていない。助成を引き出すのが簡単でないのは理解しているが、総務省などとは有意義なコミュニケーションが取れている。個人顧客にとって初期費用は大きな負担になる。助成ゼロでは個人向けの展開は難しい」
「例えばオーストラリアでは初期費用にあたる20万円弱を政府が援助したことが追い風で、毎月約3000の契約を取れている。初期費用を出すのか、月額使用料を支援するのかなど方法は国によって異なる。国と地方自治体での役割分担もある。何らかの助成を得られると期待している」

―国や自治体の支援を期待できる根拠は
「光ファイバー通信網など比べれば、衛星通信の投資額は少ない。へき地までケーブルを引っ張る必要がないから。衛星通信が担うのは日本国内の世帯数の2%弱。個人世帯への支援は合理的だ」

―米BBSATもサービス開始に向けて準備を進めているが、タイコムの強みは
「最も重要なのは自前で通信専用の衛星を持っていること。衛星の通信容量は毎秒45ギガビット。そのうち3ギガビットを日本向けに割り当てる。残りはタイやオーストラリア、インドなどアジアの他国で利用しており、スケールメリットを出せる」
「悪天候に強いKuバンドと呼ばれる周波数帯を利用するのも我々の強みだ。海外で既に16万以上の端末を販売した実績もある。日本での潜在市場は30万世帯以上あるとみているが、損益分岐点は15000世帯程度。成功のチャンスは十分にある」

2008/12/25, 日経産業新聞より


任天堂と電通、Wiiに番組・広告配信

任天堂と電通は2009年春、Wii向けにアニメなどの映像配信サービスを開始する。
企業広告を同時配信したり、有料番組を用意するなどで収益を確保する。
配信するコンテンツは家族で見られる娯楽番組を中心とする計画で、制作会社などが新サービス専用に作成する。既存のテレビ番組などは配信しない。有料番組と無料視聴が可能な番組をそろえ、無料の場合には広告で収入を確保する。来春に国内でサービスを開始、同年夏には海外向けにも提供する。

他のパソコンやゲーム機で見られない独自コンテンツを提供することで、ほかのハードとの違いを打ち出し、Wii利用者を囲い込むほか、顧客層を絞った広告戦略を可能にする。
Wiiは世界で4000万台以上が普及しており、任天堂は家庭向けの情報提供媒体としての活用が可能とみており、番組配信をゲームに次ぐ新規事業に育てる考えだ。

2008/12/25,日本経済新聞 朝刊より


チュンソフト、「428~封鎖された渋谷で~」イシイジロウプロデューサーに聞く

東京・渋谷を舞台に繰り広げられるスリリングな群像劇――セガが4日、Wii向けに発売した「428~封鎖された渋谷で~」の売れ行きが好調だ。
「サウンドノベル」と呼ぶ地味なジャンルながら、各社が力作を投入した12月第1週の販売本数ランキングで7位。ゲーム内容への高い評価が販売をけん引している。

「これって『街』の続編?」
428の存在が明らかになると、ネット上にゲームファンの書き込みがあふれた。「街」とはチュンソフトが98年にセガサターン向けに発売したサウンドノベルで、今も熱狂的なファンが多い。ゲームの内容に直接の関連性はないが、臨場感あふれる物語の進め方と迫真の雰囲気作りが、10年越しのサウンドノベルファンをうならせた。

開発を担当したチュンソフトのイシイジロウ・プロデューサー(41)は「映画や小説にはないゲームならではの表現ができた」と自信をみせる。
高精細なCG映像を駆使した最先端ゲームとは異なり、428は場面ごとに静止画を切り替え、音声で物語を盛り上げる構成。イシイ氏は「これが最も美しいゲームの形」と力説する。双方向性を持たせながら、物語の構造を純粋な形で表現できるという。

通常ならそこでストーリーは終わって「バッドエンド」でも、428ではバッドエンドに到達することが物語を読み進めるカギとして機能する。
「現実の人生と同じく、登場人物の運命の連鎖を実感できるゲームに仕上がった」と話す。
余分な表現をそぎ落とす一方で、ゲームへの没入感を高める映像にはこだわった。外部の映画専門チームの協力を得て「日本で最も撮影が困難」とされる渋谷の街を舞台に2カ月間の撮影を敢行。映画でも1カ月を超えるのは一部の大作のみで、ゲームとしては異例の長期間だ。撮影した写真の枚数は12万枚に上る。

兵庫県の西宮市で過ごした少年時代は、機動戦士ガンダムなどのアニメに熱中した。その後、実写映像へと興味が移り「学生時代は自主製作の映画を撮りまくった」という。1987年、リクルート関西支社に入社、その後カルチュア・コンビニエンス・クラブに移りデザインや映像制作を経験した。
ゲーム制作に携わったのは94年に日経ビデオバンクに入社してから。パソコンゲームなど2作品をつくり、2000年にチュンソフトに転身。「忌火起草(いまびきそう)」などを開発し、家庭用ゲーム分野で頭角を現した。
「映画、小説、ゲームなど表現の方法は様々だが、それを生かし切るから意味がある」というのが持論。サウンドノベル以外のジャンルでも新たなゲームの境地を切り開きたいと意気込んでいる。

2008/12/25, 日経産業新聞より


日本アニメ・マンガ、ブラジルで根付く

日経中部版「波頭を越えて日本ブラジル移民100年」連載から。
記事では一人のブラジル人女性がコスプレ世界大会世界一になるまでの姿を通して、ブラジルに根付き始めた日本発のサブカルチャーの事情を伝えている。

ジェシカ・カンポスは、サンパウロ州カンピーナス市育ちの21歳。2年前にアニメなどの登場人物に扮する「コスプレ」と出合い、自分を大きく変える一歩を踏み出した。
初めての衣装はオンラインゲームのキャラクター。友人に誘われてサンパウロ市のイベントに参加した。アニメやゲームは好きだったが、いつもと違う自分を見せるのは怖かった。しかし思いもしない体験が待っていた。「一緒に写真を撮って」会場では何人もの人とカメラに収まった。「みんなに褒められている」と思った。
それからの彼女はアニメの主人公の衣装を考え、リハーサルを重ねる。おばあちゃんも衣装作りを手伝ってくれた。

ブラジルではコスプレ人口が増加しているが、彼女はほかの人たちとは違い、舞台での高得点が目的ではないと考えている。シャイな自分は主人公を好きになり、命を吹き込むのだと。
今年夏の名古屋、勤めていたコンピューター会社に辞表を出してまで臨んだ彼女は、コスプレ世界大会のブラジル代表として晴れ舞台に立った。そこで待っていたのは世界一の栄誉。日本は「ファンタスティックな国」だった。ハイテク、伝統、礼儀正しさ。テレビの中の日本がそこにあった。

いま、ブラジルでは日本のアニメやマンガが人気だという。日本のマンガを翻訳出版するジェー・ビー・コミュニケーション(サンパウロ市)によると、5年前までは市場のほぼ100%をアメリカのコミックが占めていたが、今では日本のマンガのシェアが40%に達する。
主人公が幾度となく壁に突き当たり、最後はそれを乗り越える。移民国家のブラジルではマンガが伝えるメッセージが共感を呼ぶ。

2008/12/25, 日本経済新聞 地方経済面 (中部)より


AD
What's New
(09/03)
(09/03)
(09/03)
(09/02)
(09/02)
(09/02)
(09/01)
(09/01)
(08/31)
(08/31)
(08/31)
(08/31)
(08/30)
(08/30)
(08/28)
(08/27)
(08/27)
(08/27)
記事検索

東京アニメスタジオマップ

東京アニメスタジオマップ

Twitter
このサイトについて
アニメに限らず、関連したニュースの要旨を論評抜きで掲載しています。
個人運営のため多くは期待なさらないでください。
ご意見、ご要望など、サイト管理者へのご連絡は
webmaster★japanimate.comまで (★は1バイトのアットマークに置換して下さい)
@japanimate on Twitter
CrossChannel.jp新着記事
よく読まれている記事
RSS

 RSSリーダーで購読する



AdminControlMenu: AdminMenu | NewEntry | EditComment | EditTrackback

忍者ブログ [PR]テレビ 英会話QLOOKアクセス解析

ブログパーツ