アニメニュース Japanimate.com―2009年07月02日の記事一覧

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霞が関用語のひとつに「ポンチ絵」というのがある(日経春秋欄)

霞が関用語のひとつに「ポンチ絵」とは説明図解やイラストのことで、幕末に英国人チャールズ・ワーグマンが創刊したマンガ雑誌「ジャパン・パンチ」に由来する言葉だという。
お役人が今でも好んで使うこの言葉「ポンチ絵」。コンテンツ振興政策に辛口な日経春秋子。アニメの殿堂建設について。

・それがなぜ今もお役人の世界で使われるのかは不明だが、どこか「マンガのたぐい」を軽んじた調子がないでもない。分かりやすいように絵を描いてみましたが、ほんの戯れでして……といった響きだ。そんな霞が関がどうした風の吹き回しだろう。マンガやアニメを一堂に集めて展示する大型施設を造るという。
・国立メディア芸術総合センターなるこの殿堂、補正予算で突如117億円が計上された。文化庁は「クールジャパンの発信拠点に」と意気込むが無駄遣いを心配する声も強い。それにどんな作品をどう集め、どこに造るのかさえ定かではない泥縄ぶりだ。とりあえずハコモノのポンチ絵を描いてみた次第だろうか。
・官に頼らず、世界に誇れるソフトパワーに育ったのがこのジャンルだ。下手に博物館に閉じ込めたりせず、作家をのびのび育てるためにカネを使うのも一案だろう。そもそもマンガやアニメには毒がある。ポンチ絵の元祖、ワーグマンの風刺だって実に強烈なのだ。おとなしくハコに収まるとは思わない方がいい。

2009/07/02, 日本経済新聞 朝刊 春秋欄より


ディズニー、日本製アニメを海外で放送開始

米ウォルト・ディズニーは日本で制作したアニメーションの海外放送を始めた。
5月から東映アニメーションと共同制作した「ロボディーズ」(全26話)を、豪州やシンガポールなどで展開する有料放送「ディズニー・チャンネル」で放送開始した。視聴可能な世帯は6230万。
今秋にはジーニーズアニメーションスタジオ(東京・港)が制作した「ファイアボール」(13話)も米ディズニー・チャンネルで放送。視聴可能な世帯は全米で約9700万。
ディズニーの主要キャラクターが登場する「スティッチ!」の日本版(26話)も海外放送を予定している。

いずれも日本での視聴を前提に2008年に制作。日本のディズニー・チャンネルや地上波テレビで放送されている。日本人向けの作風に仕上げたが、海外での放送にも十分耐えると判断した。現地の反応を見て、日本製作品の放送を拡充する方針だ。
日本製アニメで海外放送された有名作品は多いが、米メディアが制作を主導し、著作権も保有する作品が輸出されるのは珍しい。
ディズニーはコンテンツ制作拠点の多角化を進めており、その中で日本はテレビ向けアニメの供給源として有望視されている。ディズニーも「日本での制作をさらに増やす」と説明している。

2009/07/02, 日本経済新聞 朝刊より


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