アニメや電化製品のイメージが強い東京・秋葉原にAOKIやジーンズメイトなど衣料専門店大手が進出する。
ジーンズメイトは12月、1000平方メートル弱の店を開く。
衣料を売る4~5階は店員をメイド姿にするなど秋葉原らしさを出す。1~3階はキャラクター雑貨などを販売。西脇健司会長は「今後秋葉原に5店は出す」という。
同社は衣料だけでなく、雑貨なども豊富にそろう大型店を増やしており、ノウハウ蓄積に向け秋葉原を重視する。
AOKIは23日、都心大型2号店を秋葉原に開業。地上4階、地下1階で1000平方メートル弱の規模。スーツ在庫を絞り、ジャケットやスラックスなどを中心の品揃えをする。
紳士服専門店の成長を支えた団塊世代が軒並み60代となる中、スーツ以外で収益を確保する手法を探る。就活スーツのコーナーを常設するなど、大学生ら若い層を取り込む工夫もした。
秋葉原は近年、再開発などに伴い「ユニクロ」や「無印良品」「メーカーズシャツ鎌倉」が進出している。衣料品専門店の街としても、注目を集めるようになりそうだ。
2009/10/28, 日経MJ
※ 店員さんは「ジーンズメイド」なのかな…
ソニー・ミュージックエンタテインメント子会社のソニー・クリエイティブプロダクツ(ソニーCP)は、アニメーション制作会社のドワーフ(東京・練馬)と組み、オリジナルキャラクター「なまいきヴォルク」を開発した。
10~20代の男女をターゲットにぬいぐるみや雑貨、文房具などの関連商品を販売する。
2010年春には講談社から絵本を出版する予定。3年間で売上高5億円を目指す。
ドワーフはNHKの人気キャラクター「どーもくん」や歌番組「みんなのうた」の「ぼくはくま」などを制作している。
ソニーCPはこれまで国内外の既存キャラクターの版権管理を中心に手掛けてきたが、利益率が高いオリジナルキャラクターにも力を入れる。
2009/10/28,日経MJより
任天堂は携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズの販売をテコ入れする。
国内では「DSi」の画面を大型化した新製品を年内にも投入、高齢者の需要も掘り起こす。海外では2009年度中にも中国と韓国で、海賊版ソフトの使用を制限する機能を高めたDSiを投入。追い上げが激しいソニーや米アップルなどに対抗する。
新機種ではソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」に近い4インチ以上と、従来機の2倍近い大きさにする。
これまで画面が見づらいと感じていた高齢者の利用や、動画や電子書籍の閲覧など、新たな用途開拓にも対応できるとみている。価格は現行の1台1万8900円とほぼ同程度となる見通し。海外での発売も検討する。
これまで中韓では薄型の「DS Lite」を販売し、韓国で250万台以上を売ったが、中国では販売が低水準にとどまっている。
任天堂は海賊版ソフトが横行するアジアでは慎重な事業展開を進めてきた。
海賊版ソフトへのセキュリティー機能を高めた機種を投入し、正規のソフト市場の拡大にもつなげる。
ゲーム専用機として直接競合するSCEのPSPのほか、アップルなどの携帯端末を使ったゲームソフトの普及も脅威になっており、携帯電話向けでは無料ソフトも多く、消費者の人気が高まっている。専用ゲーム機の魅力をどこまで訴求できるかが、任天堂の成長維持へのカギを握る。
アップルは9月、「iPodタッチ」の容量を拡大し、ゲームなどのコンテンツをダウンロードしやすくした新製品を発売した。携帯端末のゲーム機としての利便性向上を追求している。
国内の携帯電話市場では、SNS大手のDeNAやグリーが無料ゲームを核に携帯電話で友人と交流できる遊び方を提供し、成長が続いている。
任天堂ではゲーム機本体の機能向上と新ソフトの投入によってゲーム専用機の特長を出していく構えだ。
2009/10/27,日本経済新聞 朝刊より
東宝、スタジオジブリなど日本の映画・アニメ大手が、業界団体と共同でインターネット上の海賊版撲滅に乗り出す。
11月中旬から中国の大手動画共有サイト「土豆網」「優酷網」「酷6網」を対象に、無断投稿された自社作品を自動検出するシステムを試験稼働。海賊版の削除を求める。将来は監視対象サイトを国内外に広げる方針だ。
参加するのは東宝、スタジオジブリ、サンライズなど5社。民放各社やレコード会社も参加を検討している。
各社は海賊版対策を手掛ける社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)に自社作品の動画データを提供する。
促進機構は正規版の動画の特徴を数値化し、共有サイト上の動画と機械的に照合して海賊版を検出。促進機構がサイト側に削除を要求する。
各社は「崖の上のポニョ」「機動戦士ガンダム00」など 10~15作品を機構に提供する予定。
経済産業省が今年初めに実施した調査によると、中国では1人当たり年間90点近く、日本のアニメや映画、テレビ番組などをネットで違法入手しているという。
これまで映画・アニメ各社は個別に人力で監視し、サイト側に削除を求めていた。
サンライズでは「今回の仕組みで少しでもネット上の海賊版がなくなれば、中国でも事業展開しやすい」と話している。
2009/10/26,NQN