玩具卸の2008年度の売上高は前年度比9.0%減、営業利益は同7.8%減と、前年度の増益から一転して減益になった。経常利益ベースでは同5.2%増だった。
各社とも人気ゲーム機の購入が一巡、ソフトでもヒット作が少なく、ゲーム分野の売上高が振るわなかった。玩具はクリスマス商戦で受注が伸びず、在庫処分がふくらむ企業も一部にあった。
タカラトミーは玩具付き菓子、カプセル玩具などの販売が伸び悩み、海外事業が振るわず
、連結ベースでは減収減益。単体では「デュエル・マスターズ」などが好調で増収増益を確保した。卸子会社のタカラトミー販売は人気キャラクター商品のヒットなどで売上高は計画を上回った。
ハピネットはヒット商材不足で減収だったものの、映像・音楽ソフト販売の構造改革が進み経常増益。カプセル玩具自販機設置を行う本社部門と子会社を統合。さらにCD・DVD卸2
位のウイントを子会社化し、規模拡大で収益性の向上を目指す。
他の規模の小さい玩具卸は効率化が難しく、今後も再編が進む可能性がある。
2009/07/29, 日経MJより