明大、漫画・アニメのアーカイブズ、米沢嘉博記念図書館開設

明治大学は10月末、東京都千代田区に米沢嘉博記念図書館を開設する。
1975年に創始され、毎回50万人もの参加者を集めるコミックマーケット。その創立メンバーで、サブカルチャー関連の資料収集家でもあった漫画評論家の米沢嘉博氏(1953~2006年)が集めた漫画誌などを明治大学が提供を受けた。

米沢氏は1975年に明大に入学、SF研究会に入会すると同時に漫画同人誌を始めた。1975年に批評集団「迷宮」に参加、日本初の漫画同人誌即売会のコミックマーケットを開催した。この即売会は日本を代表する巨大コンベンションに発展、日本発のサブカルチャーの発信拠点となった。
明大が英子夫人から提供を受けた資料は漫画雑誌、単行本、同人誌のほかアニメなどサブカルチャー関連の雑誌、資料などで段ボール5000箱以上にのぼる。
計画を推進してきた国際日本学部の森川嘉一郎准教授は「日本の漫画、アニメを体系的に研究するため、様々な個人コレクションを複合するアーカイブズを築きたい」と語る。

明大は世界最大級の漫画・アニメ・ゲームのアーカイブズ施設の準備を進めており、その第1弾の施設となる。国会で論議を呼んだ国立メディア芸術総合センター(仮称)に先行する。

2009/09/11, 日本経済新聞 朝刊(文化往来)より

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