「肉食系女子」、消費市場をリード

「リセッショニスタ」という言葉がある。不況でもオシャレ心を失わない女性たちをさす。「リセッション(景気後退)」と「ファッショニスタ(ファッションに敏感な人)」を組み合わせた造語だ。旬の流行を反映しながら手ごろな「ファストファッション」や身の丈のオシャレが楽しめる「リアルクローズ」もリセッショニスタのお気に入り。
米デザイナーのニッキー・ヒルトンさんは「不景気でも若い女性のファッション意欲は衰えない」と分析する。

アウトドアブランドのファッション化の立役者が「アウトドア女子」。山でもはける「山スカート」や「山ワンピース」などは、新たな定番ファッションになった。ファッション誌もアウトドア特集を組み始めている。
野宿愛好家のミニコミ誌「野宿野郎」の編集長も女性。意図的に終電を逃して橋の下で雨をしのぎ、小枝のたき火で暖をとった自身の体験をリポート。

歴史を楽しむ「歴女」の行動力は旅行業界にも波及している。JTB首都圏新宿西口支店は人気ゲームソフト・アニメ「戦国BASARA」をテーマにした旅行商品が発売から数日で定員に達し、急きょ定員枠を拡大した。
参加者75人中74人が女性で、戦国BASARAの登場人物の伊達政宗らゆかりの地を訪れたという。

あえて定義づけすれば、男子は過去志向型、女性は現在進行形型。男子は逆風に弱く、女子は環境順応力が強いということだろうか。女性の積極的な行動や発言は21世紀の消費市場をリードしそうだ。

2009/09/16, 日経産業新聞(流行ウオッチング)より

※ 75人中1人の男子の運命やいかに!

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