「景気後退は追い風の面もある」とカプコンの辻本春弘社長は語る。
「おカネはないが時間はある人が増えている」から、ゲームの潜在力は増すとみる。「料金の引き下げで高速道路の利用者が増えたのも同じ理屈」と分析する。
一方で「ゲーム業界は産業界でもまだまだ地位が低い」と嘆く。
複製ソフトが国内外で横行しており、今後は自助努力によるコピー対策として、ネット経由でソフトを配信するダウンロード販売に力を入れる。「まずはゲーム機向けに業界で共通の課金の仕組みが必要だ」と他社に呼び掛けている。
2009/09/27, 日本経済新聞 朝刊より