石ノ森作品、ハリウッドで映画化、国内市場縮小へ対応

「サイボーグ009」などで知られる漫画家、故石ノ森章太郎さんの作品などの著作権を保有する石森プロは2012年にも、米ハリウッド制作で石ノ森作品を映画化する。
実写とCGを融合した作品を想定しており、国内外で公開する。ハリウッド制作による石ノ森作品の映画化は同社初。

石森プロは米大手映画会社と制作に関して大筋合意し年内にも契約する。複数の企業・団体が出資する方式を想定しており、来年中に監督やキャストなど概要を固める。石森プロは映画化による各種の版権収入を見込む。
海外での公開に合わせて、石ノ森作品の認知度を高めるため、インターネットを活用した販売促進などを展開する。
滝川正靖常務は「国内アニメ市場は人口減などで縮小していく。新たな販路として海外展開に力を入れる」としている。

ハリウッドによる日本漫画の映画化については、故手塚治虫さん原作のアニメ「ATOM(鉄腕アトム)」が10月封切りされたほか、鳥山明さん原作の「ドラゴンボール」の実写版も今春に公開された。

2009/11/07,日本経済新聞 朝刊より

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