学研ホールディングスは小学生向け学年別学習雑誌「科学」と「学習」を2010年3月で休刊する。「学習」は1946年の創刊。57年創刊の「科学」と合わせ、最盛期の79年5月には月間670万部を売った。しかし、少子化などで部数が低迷、ここ数年は赤字が続いていた。
月刊の「科学」は3月発行の3月号で、季刊の「学習」は1月発行の冬号で休刊する。少子化やネットの普及で子どもの嗜好が変わり、学年別学習誌がニーズに合わなくなったと判断した。最近の部数は「最盛期の10分の1を大きく下回る」状態が続いていたという。
両誌は代理店女性販売員らによる訪問販売で部数を伸ばしてきたが、働く女性の増加で在宅率が低下し、このスタイルも時代に合わなくなっていた。
最盛期に7万~10万人いた女性販売員は現在は約6000人まで減っているという。
全国600店の代理店や販売員には、図鑑や学習教材などを販売してもらう。
学研の09年9月期(6カ月決算)は32億円の最終赤字だった。今後は学習塾や実用書出版事業などに力を入れる。
小学館も10月に学習誌「小学五年生」「小学六年生」を今年度末で休刊することを決めている。
2009/12/03,NQN