ロシアで日本アニメの人気が高まっている。モスクワ市内では日本の漫画やアニメ専門店が登場した。
モスクワで今夏に封切りされた「崖の上のポニョ」を見るため、多くの子どもや若者が映画館に足を運んだ。繊細なデザインやストーリーがモスクワっ子の心をとらえている。
「『風の谷のナウシカ』を何十回も見た」と語る学生は、「ナウシカの勇気と優しさにひかれる」と言う。「ロシアや米国のアニメにない複雑なストーリー展開と魅力的な主人公が日本アニメの人気の理由」と説明する。
宮崎監督の作品はこれまですべて見ており、アニメをさらに理解するために日本語の勉強も始めた。
日本アニメを語り合うインターネットサイト「アニメフォーラム」に2万人超が登録するなど、日本アニメの人気は広がりつつある。
ブームは関連産業にも広がり「モスクワのアキハバラ」と言われる電気街ガルブーシュカでは、日本アニメの主人公の玩具やプラモデルなどを扱う専門店が登場。玩具やTシャツなどは日本から輸入している。
「子どもだけでなく、日本アニメに熱中している大人が多い」と、売り上げは好調という。
2009/12/13,日経MJより