ケーブルテレビ(CATV)最大手のジュピターテレコム(JCOM)は4月に3D映像をオンデマンド方式で提供開始する。
映画やスポーツ、音楽など幅広い分野の3Dソフトを配信する計画で、コンテンツは映画制作会社や専門チャンネル各社から供給を受ける。同社のオンデマンド配信は現在、新作映画の高画質版を主に1本630円で提供しているが、3D版の料金はこれを上回る水準になる見込み。
同社のCATV放送やオンデマンド配信に使う受信装置を3D対応テレビに接続し、特殊な眼鏡をかけることで3Dを視聴できるようにする。スカパーが3Dの番組を放送するのに対し、JCOMはケーブルを通じた双方向の通信環境を生かしオンデマンド配信方式とすることを決めた。
2010年は「3D元年」になるといわれているが、民放キー局がそれぞれ1つの地上放送波を特殊な3D用に使うのは難しく、多チャンネル放送事業を展開するCSやCATV各社の対応が注目されていた。
2010/01/20,日本経済新聞 朝刊より