「ガンダム」人気、株式市場は個人の物色意欲旺盛

21日前場の東京株式市場は「中国の引き締め観測は消化済み」との受け止め方が徐々に広がり、外国人や個人など投資家の押し目買い意欲の強さがうかがえる展開だった。

物色意欲の強さを象徴したのがソニー(6758)。一時は前日比115円高の3175円まで買われ、15日以来約1週間ぶりに昨年来高値を更新した。
円ドル相場の下落に加え、「バンダイナムコグループはソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と組んでテレビ番組のインターネット配信を始める」との報道が材料視された。「プレイステーション3」を通して、28日からアニメ「機動戦士ガンダム」を利用者数限定で無料配信し、その後有料サービスに切り替えるという。
ソニーの収益にどの程度寄与するかは不明だが、「これまでの相場上昇に乗り遅れた個人投資家の押し目買い意欲は強い」ことを裏付けた。

「最近はネット検索のツールとして、パソコンよりもネット接続が可能な据え置き型ゲーム機を利用することが多い」と話すある市場関係者は、前場のソニー株の上昇について、ゲーム機の「未来像」に期待を寄せる。

2010/01/21,NQN

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