エコポイント制度で埼玉県内の地域型商品券の交換実績が伸びている。2009年12月末までの商品券発行額(プレミアム分を含む)は約3930万円。大型店で使える商品券の発行額が大きかったほか、「らき☆すた」関連など特徴のある商品券は域外からの発行申請も目立った。地元商店街の活性化などに一定の効果が出ているもようだ。
地域型商品券は原則として地域内の利用に限られるが、地域外からの申請が目立つ事例もある。人気アニメ「らき☆すた」の登場人物のイラストを描いた商品券を扱う幸手市商業協同組合は約360万円分の商品券を発行した。発行件数の約3割が市外からの申請だったという。
昨年末時点のエコポイントの商品交換ポイント数は全国で約793億ポイント。このうち、全国型商品券や電子マネーなどが95%を占め、地域型商品券は約15億ポイント(2%弱)に過ぎなかった。
しかし参加した地域型商品券の事業者の間では評価する意見が多い。「加盟店の売り上げ増につながった」(幸手市商業協組)、「新規顧客の獲得に結びついた」(三郷市商工会)など直接的な効果に加え、商品券の認知度向上や不足分を現金やクレジットカードで払う「呼び水効果」もあり、地域経済の下支えに一定の役割を果たしているようだ。
2010/01/27, 日本経済新聞 地方経済面 (埼玉)より
関連リンク:幸手市商業協同組合公式ホームページ