経産省、映画・音楽データベース実証実験、電通に委託

経済産業省は映画や音楽の流通を円滑にするため、契約条件などのデータベース化に乗り出す。二次利用を認める際の条件などを一覧・検索できるシステムをつくり、1つの作品を様々な形で活用できる環境を整える。流通基盤の構築でコンテンツ市場の拡大を促す。

公募で選んだ電通に委託し実証実験に着手。電通が所有する「許諾コード」を映画や音楽、アニメ、ドラマに組み込み、権利関係などを一覧できるようにし、二次利用したい企業が、契約料や販売地域などの条件に合う作品を検索できるシステムをつくる。出演者や脚本家などの権利者ごとの契約条件も検索できるようにする。

二次利用にあたっては俳優や演奏者ら全員と個別に契約するケースと、日本音楽著作権協会(JASRAC)などの著作権管理団体が一括して許諾するケースがある。
個別契約なら権利者が二次利用の手段や契約料などを指定できるため、権利者ごとの実力を正当に評価できるものの、これまでは時間と費用がかかり流通拡大の妨げになっていた。

2010/02/19,日本経済新聞 朝刊より

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