アニメ制作大手のマッドハウス(東京・中野)は、仏アニメ会社と制作した劇場作品を欧米やアジアなど20カ国前後で公開する。同社作品としては最大規模の海外公開となる。国内アニメ市場は低迷傾向が続いており、海外展開を強化して収益基盤を固める。
海外で公開するアニメはフルCGのファンタジー作品「よなよなペンギン」。2月上旬にフランスでの公開を皮切りに、中国や韓国、マレーシアなどアジア7カ国・地域での公開が決定しているという。ドイツや北米でも展開する考え。国内では昨年12月に松竹配給で公開された。
これまでに海外で公開されたマッドハウス制作のアニメは2006年のSF作品「パプリカ」がある。
電通総研の「情報メディア白書」によると、劇場公開やDVD販売などを合算したアニメ市場は2009年、3年連続で前年割れし2000億円を割ったもよう。不況によるテレビ向け放映数の減少なども響いた上、将来的には人口減でさらなる市場縮小が見込まれている。
2010/02/22,日経産業新聞より
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参考リンク:
映画「よなよなペンギン」公式サイト
マッドハウス