「ジャカルタ日本祭り」は、インドネシアと日本の友好関係を深める目的で2009年10月に初めて開かれた。会場ではアニメから飛び出してきたような派手な服装の若い女性の“コスプレーヤー”たちが目立った。
最近ブームのコスプレは、大学で日本語を学ぶ学生が学園祭で披露したのが始まりとされ、今では雨後のタケノコのように次々と愛好家グループが生まれている。ジャカルタ、バンドン、ジョクジャカルタなどでほぼ毎月、関連の催しが開かれている。
バンドンの大学生、リオ・ハルディアンさん(21)は「アニメの登場人物の服装を仕立屋に作ってもらい、日本関係のイベントなどにはその格好で顔を出す」と話す。
テレビではアニメを中心に日本の番組も多い。書店にはインドネシア語訳の漫画本が並ぶ。日本語人気も高まっており、国際交流基金によると2006年には、高校で第2外国語として選択する生徒も含め、世界で4番目に多い27万人強が学んだ。
日本の食文化も普及。日本の外食チェーン「大戸屋」「モスバーガー」がジャカルタ市民の人気を博しているほか、「吉野家」も近く再進出する。日本の資本は入っていないが「ほかほか弁当」は人気ファストフード店として不動の地位を得ている。
2010/02/22,日本経済新聞 朝刊より