滋賀県彦根市は人気マスコットキャラクター「ひこにゃん」の商標使用を7月から原則有料にする。市の観光イベントが終わるためで、公共の財産として対価をとることにした。使用料は今後詰めるが、公共団体などが非営利目的で使う場合は無料とし、市内業者についても減免する方向。
ひこにゃんは「国宝・彦根城築城400年祭」のPRのため2007年1月に市が商標登録。2008年6月からの「井伊直弼と開国150年祭」の間までは市が内容を審査したうえで無料で使用を許可してきた。3月で150年祭が閉幕するため、業者の在庫処分期間を3カ月とったうえで有料にする。
ひこにゃんは「ゆるキャラ」ブームの代表格で、ほかの自治体のキャラクターに比べて関連グッズが多い。商標の使用許可はぬいぐるみ、キーホルダーなど約990件にのぼる。市が滋賀大学に委託した調査では、彦根を訪れた観光客のグッズ購入額は2007年が17億円、2008年が10億円だった。
市のPRキャラクターとして活躍している着ぐるみは、これまで同様に要請に応じて無償で出張するという。
2010/03/05, 日経MJより