角川グループホールディングスは8日、中国国営企業傘下の湖南天聞動漫伝媒(湖南省)と合弁会社を設立し、中国で出版や映像事業などを行うと発表した。日本のアニメやコミック、ライトノベルを翻訳して出版するほか、現地でオリジナル作品を制作する。
広州天聞角川動漫(広東省広州市)を5月に設立し、出資総額3000万元(約3億9000万円)のうち角川が49%を出資する。角川グループホールディングスの子会社でアジア事業を統括する角川ホールディングス・チャイナ(香港)が同日、合弁契約した。角川グループホールディングスが中国で合弁会社を設立するのは初めて。
湖南天聞動漫伝媒は中国国営企業の湖南出版投資控股集団(湖南省)の傘下。2009年2月の設立で、中国の若者向けに雑誌出版やアニメ制作を手がけている。
角川グループホールディングスは1999年に台湾で現地法人を設立、2007年には香港に進出した。合弁会社を通じ、中国本土で日本の出版物を紹介し、アニメやゲームなどにも展開する。
2010/03/09,日経産業新聞より