東京放送(TBS)ホールディングスなど民放キー局3社と電通など広告大手2社は今春をメドに、ヤフー子会社でインターネット動画配信のGyaOにそれぞれ3~7%出資する。
民放各社は動画配信用の番組を提供し、広告2社はネット広告事業を強化する。テレビ広告の収入が落ち込むなか、各社はGyaOとの連携を通じ、新たな収益の柱に育成する。
民放はTBSとテレビ朝日が7%ずつ、テレビ東京が4%を出資する。すでにGyaOには日本テレビ放送網とフジテレビジョンが7%ずつ出資しており、在京民放キー局5社がそろって資本参加することになる。
広告大手は電通が7%、博報堂DYメディアパートナーズが3%を出資。各社ともヤフーからGyaO株を取得する。取得額は各社合計で7億円弱とみられる。ヤフーのGyaOへの出資比率は79%から51%に低下する。
過去に放送したテレビ番組を無料・有料でGyaOのサイトに提供。新作ドラマなどを1話だけ放送前に一部利用者にGyaOで公開する手法も視野に入れる。広告は従来より大型で利用者の印象に残りやすいものなどを投入、広告収入を拡大する。広告や番組課金の収入は民放などとGyaOが分け合う。
2010/03/25,日本経済新聞 朝刊より