日本のアニメ曲がり角、海外勢、調達シビアに

かつては「作れば売れる」ブームの追い風に乗っていた国産アニメの国際戦略が転機を迎えている。
東京国際アニメフェアは海外からの出展数が過去最多で、外国人来訪者も昨年より12%増えた。世界のアニメ市場の六割を占める日本への高い関心が伺える。
日本の関連各社も版権の売り込みに躍起だが、今や日本のアニメは買い手市場になっているとの関係者の声も聞かれる。

1990年代の「聖闘士星矢」の時代には、日本国内でヒットしなかった作品でも1本1万ドルもの価格がついたが、最近では人気作でも1本5000ドルがせいぜい。
ブームに便乗した深夜枠の作品数が増加した2004年ころからバブルは弾け、地上波の放送枠は今春の改編で3年前の半分の約50に減った。
この退潮は輸出にも連鎖し、海外の業者は買い付け交渉で日本での実績を吟味するようになったという。
“萌え系”“おたく系”のアニメに海外の関係者は食傷気味。作品の選択の目は年々厳しくなっているという。

大型キャラも不在で、いまだに海外で人気が高いのはキャラは「鉄腕アトム」「ドラゴンボール」「ポケットモンスター」などだ。

ヘッドラインは2008/04/07, 日経産業新聞

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