もつカレーにニジマス缶、静岡の食品各社、若者狙い萌えキャラ食品発売

静岡県中・東部の地場食品3社は、萌えキャラクターをデザインした商品を相次ぎ開発した。インターネット上で全国公募したデザインをパッケージなどに採用し、今夏から本格販売する。地場食品の旧来イメージを変えて若者層への販促に役立てるのが狙い。公募にはインターネットコンテンツ制作のハイスペック(三島市)が協力した。

柿島養鱒(函南町)はニジマス缶「鱒財缶(そんざいかん)」のパック入り商品に、男性キャラクター「柿島ニジオ」を使った。1980年生まれで旅行会社に勤務し、趣味は釣りと料理という設定。パッケージに載せるほかキャラクターを紹介するカードも入れる。90グラム入り3缶で価格は1200円。
アルトラ(静岡市)はレトルト入りのもつカレーに女性キャラクター「百都(ももつ)かれん」を採用した。150グラムの2パック入りで価格は1200円。来年5月まで同封するシールを3枚集めて応募すると、キャラクターの等身大ポスターが抽選で当たる。
山田園(三島市)は缶入り粉末茶にキャラを導入。カテキン含有量が2倍の「男割り」は男の子と男性職人、魚由来のマリンコラーゲン入り「乙女割り」には女の子と茶摘み娘をデザインした。50グラム入りで価格は1260円。

商品は各社の店頭やホームページなどのほかハイスペックが運営する「静岡もえしょくプロジェクト」のインターネットサイトでも販売する。今後は地域の名産品として土産物品店などでの扱いを提案していく考えだ。
萌えキャラを使った商品の開発は全国で広まっているが、デザインを全国公募する例は珍しい。ハイスペックの諸星真孝社長は「デザイナーの支援にもつなげたい」としている。

2010/07/07,日本経済新聞 地方経済面 (静岡)より

参考リンク:静岡もえしょくプロジェクト

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