「もしドラ」の愛称もある「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)のヒット。若年層向け小説「ライトノベル」の手法を取り入れたビジネス書の人気が高まっている。ビジネス書の新ジャンルに定着しつつある。
父の急死で突如、17歳の女子高校生「山本ちえ」が社長の指名を受ける。中堅音響部品メーカー「山本産業」を舞台に、現実離れした設定で始まるビジネス小説「女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?」(プレジデント社)が手堅く売れている。2007年6月に初版8000部でスタート。6刷を重ね、発行部数は2万部弱に達した。
読者からの評価も高く、ネット書店やブログでは「奇抜な設定だが、製造業の経営知識が一通り分かる良書」といった投稿が目立つ。
2008年には、ちえが財務や人事など本社機能を学べる2作目を刊行。今秋には山本産業がリコール問題に直面する第3作を発売する予定だ。
1作目から3年が経過、売れ行きは伸び悩みつつあったが、今春から急に盛り返しているのは、女子高生を主人公にしたもう一つのビジネス書「もしドラ」のヒットにあるようだ。
「“萌え系”ビジネス書の元祖として関心を呼んだようだ」と、プレジデント社の編集担当である天野恵二郎氏は相乗効果を認める。
PHP研究所は「会計天国」を9万部、同じ著者による「投資ミサイル」を3万部発行。好評の理由を「親近感のわく物語が土台にある。専門用語があっても、読者がページをめくり返さず読み進められる」(クロスメディア出版部の太田智一氏)と分析する。
マンガ風の表紙もビジネス書売り場での存在感に貢献。違和感で思わず手を取る人も多いという。ライトノベルで育ち“萌え系”を好む世代が社会人になり「想定する中心読者がラノベ文化に親しんでいる」(プレジデントの天野氏)ことも背景だ。各社とも人気と実力を備えたイラストレーターを起用。もしドラは背景画をアニメ制作会社に発注する力の入れようだ。
「もしドラ」担当した第三編集部の加藤貞顕氏によると、読者層は主婦や学生、高齢層にまで広がり、45%を女性が占める。22日には計100万部の発行が決定。ダイヤモンド社にとっては創業初のミリオン達成で、「執筆時から200万部を狙った」という著者の岩崎夏海氏の言葉も真実味を帯びてきた。
複数の作品は多メディア展開が視野に入っており、ブームは持続しそうだ。もしドラは、岩崎氏も企画に携わり、マンガ化や映画化などの検討を進めている。「来年には実現させたい」と岩崎氏。
古い温泉旅館の再生を描いた企業再生ガールも「制作会社とともに、テレビ局などに映像化を企画、提案している」(青月社の笠井譲二氏)。
ドラッカーの金言が、お茶の間に浸透する日も近いようだ。
2010/07/23,日経産業新聞より






「ライトノベル」風ビジネス書、「もしドラ」ヒットで活気
HOST: lolipop20.jugem.ne.jp
以前紹介した「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)
が予想通りのヒットを飛ばしているわけですが。
いまでは「もしドラ」と呼ばれ「もしドラ」若年層向け小説「ライトノベル」の手法を取り入れたビジネス書の人気が高まっているという。
いわゆるビジネス書の新ジャンルに定着しつつあるそうな。
……うむ、まぁそうなるか。
こういうのに乗っかれるスピードが必要なのかもね。
あと、売れる物を見定める鼻だけでなく、売れる物を作るには、という部分。
…
もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読
HOST: gw.hatena.ne.jp
中年男性にはちょっとためらわれる表紙だが、はっきり言って面白い。1ページ目から引き込まれる。 マネージャーになったみなみには、一つの目標があった。それは、「野球部を甲子園に連れて行く」ということだった。彼女はそのためにマネージャーになったのだ。 それは夢な