東映が12日に発表した2010年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比20%増の12億円だった。映画関連は低迷したが、ビデオ事業でレンタルDVD店向けのDVD販売が伸びた。同事業は採算が良く、利益押し上げに貢献した。資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額として7億5700万円を特別損失に計上したが、本業の好調で補った。
売上高は1%増の247億円、経常利益は20%増の28億円。
レンタル店が相次いでレンタル料を引き下げたため、利用客が増加。レンタル店の商品在庫が逼迫し、DVD販売が期初計画に比べ伸びた。
アニメの国内版権事業も好調。映画の配給や興行は公開作品が小粒で振るわなかった。
2011年3月期通期の業績予想は変えなかった。DVD作品では、8月下旬にも人気アニメ「ワンピース」の新作が発売される予定だ。
2010/08/13, 日本経済新聞 朝刊より