エイベックス・グループ・ホールディングスは30日、2010年4~9月期の連結最終損益が30億円の黒字(前年同期は4億7600万円の赤字)になる見通しと発表した。従来予想は5億円の黒字。前期にあった人気アーティストのアルバム発売に伴う費用が減るうえ、人気アニメ「ワンピース」の主題歌集やDVDの販売が好調なため。
売上高は前年同期比1%増の589億円と、当初計画を33億円上回る見通し。第3四半期以降を予定していたアーティスト「JUNSU/JEJUNG/YUCHUN」のCD発売が前倒しになることが上振れ要因となる。「ワンピース」で登場キャラクター別のDVDボックスや主題歌集の販売が伸びていることも寄与する。
営業利益は3.2倍の54億円と期初計画を41億円上回る見込みだ。人気アーティスト「東方神起」の原盤権の他社保有分を前期に買い取ったことで、ベストアルバムの発売コストが低下した。ただ同社では前倒し販売が4~9月期の業績を押し上げた要因もあるとして、通期の見通しは据え置いた。
2010/08/31,日本経済新聞 朝刊より