ハドソン、ブランド残しコナミに吸収

コナミは19日、ゲームソフト開発のハドソンを3月1日付で吸収合併することを決めた。
「ボンバーマン」「桃太郎電鉄」など、かつて任天堂のファミリーコンピュータの人気ソフトでブランドを確立したハドソンは携帯電話向けゲーム対応で先行、コナミもその将来性に目をつけた。コナミの支援を受けていたが身の丈以上の開発投資で経営が行き詰まり、ブランドだけ残して約40年の歴史に幕を閉じる。

「他分野にチャレンジする社風だ」と業界でハドソンはこう評されてきた。いちはやく携帯向けゲームに参入し、コナミがハドソンに出資した狙いも同社のノウハウ吸収にあった。だがハドソンは名声を得た家庭用ゲーム機分野での開発戦略の失敗で深手を負い、自力で立ち直れなかった。動画を駆使する家庭用ゲーム機ソフトは開発費が高騰し、業界では2003年にスクウェアとエニックス(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)が合併するなど経営環境は悪化していた。ハドソンも思うようにヒットを連発できず、2001年にはコナミの傘下に入り、昨年4月には完全子会社となっていた。
ハドソン開発部隊の大半はコナミのソーシャルゲーム事業に振り分けられており、吸収後も大きな体制変化はなさそうだ。

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