動画サイト―ニワンゴ2位、躍進目立つ

日経の調査によると、国内動画サイト市場ではユーチューブが昨年同様、圧倒的な強さを見せた。一方で2位以下が大きく変動し2007年1月にサービスを開始したニワンゴが急激にPV数を増やし、開始1年目で22.7%のシェアを奪取し、投稿型サイト二強がシェアの7割強を占有した格好だ。
昨年2位だったUSENは大きく後退し、ヤフーに次ぐ4位に転落した。

動画を投稿する共有型の上位2社は番組制作やコンテンツ買い付けの費用がかからないが、著作権侵害の問題がくすぶり続けており、この問題の行方が2008年のシェア分布に影響を及ぼす可能性も残る。
動画配信サイトGyaOを運営するUSENは、大きくシェアを落とした。自社の番組制作や映画などの買い付けてコンテンツを拡充しており、大幅なコスト負担になっている。動画の拡充・更新が遅れ、PVでは上位二社のような「共有型」サイトに水を空けられている。

動画サイトの主戦場はパソコンから携帯電話に移行する見込みで、利用者のすそ野の広がりを受けて今後もPV拡大は続くと見られる。
しかし順風満帆に見える動画サイト業界も、いかに事業として収益化するか、各社の知恵が問われる。

ヘッドラインは2008/07/28, 日経産業新聞

Comments are closed.