ビックカメラはベスト電器に対する出資を14.86%まで増やし、ポイント利用や人材交流について提携を広げる。
今回、ベストは「出資比率が上がっても、自主路線は変わらない」とするが、資本面でも業務面でもビックの色合いがじわりと濃くなっている。
既に業績不振だった旧ベスト広島本店を事実上ビックの店に変えた。「広島のような店舗転換はもうない」(ベスト)が、北九州市や札幌市の中心部にあるベストの店は、ビックの運営手法が生かし、消耗品やOA機器など都市型店に向いた分野でビック流が相次ぎ導入されそうだ。
業績は低迷しているものの、ベストの九州を中心とした店舗網や、20年以上の海外事業の実績を評価する声は業界内でも多い。ビック色が強まれば、ベストの大株主であるヤマダ電機の動きには注目が集まりそうだ。
ヘッドラインは2008/08/11, 日経MJ