大日本印刷子会社am3、DSに長編アニメ配信、SCEはPS3に来月

大日本印刷子会社のam3は、ニンテンドーDS向けに長編アニメーションの配信サービスを始める。また、ソニー・コンピュータエンタテインメントもPS3向けアニメ配信に参入する計画だ。

DVDはブルーレイ・ディスクへの移行期にあり、ユーザーには買い控えムードがある。
アニメ各社が発売する現行DVDソフトの売れ行きは低調で、映像業界はDVDとBDのすき間を配信で埋めたいと考えており、ゲーム以外の収益を増やしたいゲーム業界と思惑が合致した。

am3はDS向け配信サービス「DSビジョン」で「劇場版ポケットモンスターシリーズ」のダウンロード販売を開始し、順次アニメや映画などのタイトルを拡充して年間20万ダウンロードを目指す。DSビジョンは、パソコンにダウンロードした映像をマイクロSDカードに保存し、マイクロSDを専用カートリッジに差し込んでニンテンドーDSに装着すると、コンテンツを閲覧する画面が立ち上がる仕組み。
90分作品で約200メガバイトのデータを家庭のパソコンでダウンロードするため、光回線サービスを供給するNTT東日本やNTT西日本と共同で、販売促進のキャンペーンも実施する。
その他にマイクロSDに作品を収めた単体の製品なども順次発売する。価格はダウンロード版が500円で、マイクロSD版が2980円。

ソニー・コンピュータエンタテインメントも9月、PS3向けアニメ配信サービスを始める。SCEとボンズ、アニプレックスが共同制作したオリジナルアニメ「亡念のザムド」が第一弾。
PS3からプレイステーション・ポータブルに移し替え、外出先で楽しむこともできる。
一話30分で、3日間視聴できるレンタル方式を採用し、全26話で価格は標準画質版が一話当たり300円、ハイビジョン版が400円。今後アニメや映画などの作品ラインアップを順次拡充する。

ヘッドラインは2008/08/14, 日経産業新聞

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