多額な地デジ設備投資、広告収入の減収に見舞われているテレビ局が小売やサービス分野の強化に乗り出している。
プラザスタイルなどを傘下に持つスタイリングライフ・ホールディングス(SLH)を子会社化したのがTBS。「花より男子ファイナル」などがヒットした映画部門が好調。通販子会社も100億円規模に拡大し、今春に「赤坂サカス」も開業した。TBSは連結売上高の3割超を放送外収入が占める構造となる。
日テレは情報番組内の通販コーナーの商品を番組内容にあわせて細かく選定。
また、セブン&アイ・ホールディングスや電通と共同出資で新会社「日テレ7」を設立し、有名人タイアップの「石ちゃん弁当Wソースのハンバーグ」はセブンイレブンでの弁当単品での史上最高の販売ペースを記録した。
フジテレビジョン(現フジ・メディア・ホールディングス)はブライダル事業の新子会社「ストーリアLLC」を設立し、フジテレビ社屋やスタジオを会場に結婚披露宴を行う。ドラマ「ウエディングプランナー」のプロデューサーだった杉尾敦弘氏が社長に就いた。
各局とも畑違いにも思える分野への参入も目立つが、本業のテレビ放送との相乗効果は綿密に計算されている。
だだ、公共性の高いテレビ局が放送を利用して放送外事業を拡大することを疑問視する向きもある。
ヘッドラインは2008/10/06, 日経MJ