神社仏閣や自然景観をめでるように、うねる配管や天空を突く煙突に美を見いだすマニアの「工場萌え」がブームだ。
横浜港を拠点にクルーズサービス「リザーブドクルーズ」を手掛けるケーエムシーコーポレーションが始めた「工場夜景ジャングル・クルーズ」は毎回満員札止めが続いている。
毎週土日に平均月8回の運行で乗船客は計240人。つまり毎回満員の状況が続き12月分まで予約完売。
横浜港の「ピア赤レンガ」を日没後に出発し、港内を横切って京浜運河へ。工場の雄姿を海上から眺める2時間弱の行程。
火力発電所や製油所、製鉄所、化学工場など10を超える工場を見る。ハイライトは扇町の昭和電工川崎事業所で、幅の狭い運河の支流に入り蒸気を上げて稼働する工場を30メートルの近さで体感する。料金はワンドリンク付きで4500円。
客層は女性グループや年配夫婦、若いカップル、写真愛好家まで幅広い。
ヒットの裏には仕掛け人は、夜景評論家の丸々もとお氏。「京浜工業地帯は四大工業地帯の中で唯一、海から工場の夜景を見ることができる」
国土交通省関東運輸局は「こんなところを通るのか」という反応だったが、初の旅客航路申請は問題なく認められた。
製造業など地元の産業を観光資源と位置付け、その活用を支援・推進する自治体が増えている。「利益率が高い商品ではない」(KMC)がクルーズ入門編として一定の効果も期待できる。横浜では他社が追随する動きもあり、今後の展開に全国の関係者の注目も集まっている。
2008/11/07, 日経MJより
【予告編情報】横浜の湾岸エリアの工場夜景が楽しめる「工場夜景クルーズ」の第2弾が発表されました
HOST: ldnatvip.livedoor.com
少し前に話題になり今も大人気の「工場夜景クルーズ」の第2弾の企画が発表されました。
この「工場夜景クルーズ」は「工場夜景ジャングルクルーズ」と称し、横浜港を出航し京浜運河、川崎港、塩浜運河、田辺運河、南渡田運河の工場を巡覧するクルーズ企画です。
工場な…