経営不振に陥っているアニメーション制作のGDHは、2009年3月期の業績の下方修正を発表した。同時に役員報酬の大幅減額とアニメーション事業の縮小も発表した。
10日発表の2009年3月期連結予想では売上高61億円と前回発表から23.7%の大幅下方修正、営業利益は14億8100万円の赤字。経常利益も15億2800万円の赤字を見込んでいる。
修正理由については、事業リスクを最小化するためアニメ作品制作の新規受注を一部見直したこと、国内ライツ事業では版権販売が伸びなかったこと、キャピタル事業において有価証券の評価損が発生したことをあげている。
これに伴い事業の再構築施策を発表した。
・役員報酬の大幅減額
代表取締役 50%減額、取締役2名 30%減額、執行役員他経営会議メンバー8名 20%~10%減額
・アニメ事業の大幅スリム化
年間8作品程度を社内4スタジオと外注で制作している現状から、今期中に制作部門を1つに集約、社内では年間4作品程度制作する体制に移行。
既存の制作ラインの設備・人員等の一部は、別会社への売却・転籍を検討する。
これにより固定費の変動費化を図る。
・経費の総見直し
拠点の統廃合による家賃削減、システム費用削減、管理可能経費削減
・組織体系の見直しと合理化
100%子会社である株式会社ゴンゾと重複している間接業務の解消を目的に、組織の統廃合を検討する。
会社名についても、創業の原点に返り「GONZO」とすることを検討する。
経営資源をアニメ事業とオンラインゲーム事業に特化するため、ファンド運営を見直す。
GDH IR情報11月10日リリースより
※アニメ・オンラインゲームの制作スタジオとしての再出発を目指したリストラだと評価します。あとは作品しだい。