東京・豊島区は「漫画の聖地」としての区の魅力を広めるため、まちづくり予算1600万円を2009年度予算に計上した。
まず手塚治虫氏、藤子不二雄○A氏、藤子・F・不二雄氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏らの漫画家たちが、下積み時代を過ごした豊島区椎名町(現・南長崎)にあり27年前に取り壊された「トキワ荘」を記念して、跡地近くの区立南長崎花咲公園(南長崎3丁目)に記念碑を建設し、4月に落成式を開く。
またトキワ荘にかかわる企画展「トキワ荘のヒーローたち」(仮称)を区立郷土資料館で開催する。トキワ荘の四畳半の部屋の再現や、ゆかりの漫画家たちの寄せ書きのふすまなどを展示。また企画展図録(3,000 部)を発行し、あわせて記念講演会(11 月)を開催する。企画展開催は10 月末から12 月初めまでを予定している。
他に新規事業として、手塚治虫氏がトキワ荘から移り住んだ「並木ハウス」が現存する雑司が谷地域で、歴史文化と漫画文化を融合したまちづくりについて調査する。
現在「並木ハウス」ではNPOが一室を借り上げ、歴史文化と漫画文化を融合した街づくりの活動をしている。
参考リンク:豊島区平成21年度 予算案重点事業(プレス資料)
※記事タイトルを修正致しました(2009/2/12)
豊島区予算は近隣他区に比較して小粒。しかもメモリアル事業に振り向けられ、新たな作品を生み出す未来への投資ではないことが気になる点。継続的な予算化を期待したい。