少年マガジンと少年サンデーが50周年

週刊少年漫画誌の草分けである「週刊少年マガジン」(講談社)と「週刊少年サンデー」(小学館)が、17日にそろって創刊50周年を迎える。

1959年3月、同じ日に創刊された両誌だが、カラーは全く違う。
「泥くさい『マガジン』、都会派の『サンデー』」(森田浩章マガジン編集長)
「男の子の使命、おとこ気を熱く表現するのが『マガジン』、等身大の少年の悲喜こもごもを描くのが『サンデー』」(元サンデー編集者)

「マガジン」は「巨人の星」「あしたのジョー」など「スポ根」もので当時の大学生、現在の団塊世代にまで読者層を広げた。
「サンデー」は「うる星やつら」「タッチ」など「ラブコメ」路線が、中高校生らの共感と支持を集めた。

そんな両誌も、少子化や娯楽の多様化、雑誌でなくコミックスになってから読む傾向も進み、現在では販売部数減と格闘している。
マガジンの森田編集長は「若い人は次々と離れる。部数を思うとどうしても上の年代狙いにもなる。50歳でも心が少年なら、とは思うが」と苦渋の表情。
サンデーの林正人編集長は「週刊漫画誌は読者のビビッドな反応で変化し得る、双方向性を備えたメディア。面白い作品を読者にぶつけ、可能性を見いだしたい」と話している。

2009/03/14, , 日本経済新聞 夕刊より

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