ドコモとソフトバンクは、合計で40弱もの夏向け新機種を投入したが、機能面では「弾切れ感」が漂う。
搭載カメラの高機能化、最大送信速度の高速化、音声によるメールの作成機能などで地道な強化を図っているが、新発表の端末全体で見ると既視感が消えない。
端末や機能の差異化が難しくなると、今後コンテンツやサービスによる競争が予想される。ソフトバンクは「S-1バトル」の名称で展開するお笑いの動画に加え、動画配信コンテンツの対象をスポーツや芸能ニュースなどに拡充した。
一方、ドコモもエイベックス・グループ・ホールディングスと提携し、ドラマや音楽、バラエティー番組などの動画配信サービス「BeeTV」を5月から開始している。
米アップルの「iPhone」や米グーグルのアンドロイド端末も自社コンテンツやサービスの魅力を売りにしている。今後は端末機能だけでなく、これらを含めた総合力勝負の時代になりそうだ。
2009/05/20, 日経産業新聞より