電通は、経済産業省が推進する「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業」のシンガポール事業を受託した。同社は豊田通商、シンガポールのSOZOと協力し、東南アジアへ事業進出を検討する日本コンテンツの支援サービスを開始する。
今年は、東南アジアの情報発信源となるシンガポール市場への進出を目指すコンテンツを9月20日に公募開始し、審査後に10月上旬に支援の可否を決定する。
採用されたコンテンツには、電通主催の「アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)」やクール・ジャパンコンテンツの情報を取り纏めて発信するWEBでのプロモーション、現地販売拠点におけるコンテンツ関連グッズの販売、現地における調査およびそのフィードバック等のサービスを提供する。
経済産業省「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業」を受託(電通)[PDF]
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観音崎京急ホテル、アニメ「たまゆら~hitotose~」放送記念宿泊プラン発売
京急グループの株式会社観音崎京急ホテル(本社:横須賀市)では,10月3日(月)から放送が開始される「たまゆら~hitotose~(ひととせ)」とタイアップして,9月17日(土)から「たまゆら宿泊プラン」を発売する。
宿泊客には,非売品「たまゆら」限定ポスターや,「たまゆらぶりーゼリー」などの特典がプレゼントされるほか、抽選で「たまゆらキャストサイン入り台本」や「サイン入りブルーレイ」が当たる。
同時にホテルのロビーで「たまゆらパネル展」を開催する。
アニメでは主人公の「沢渡 楓(さわたり ふう)が中学生時代まで過ごした横須賀・汐入が第1話の舞台となることがらタイアップが実現した。
アニメ「たまゆら~hitotose~」放送記念!「たまゆら宿泊プラン」[PDF]
観音崎京急ホテル
手塚プロ松谷孝征社長が語るコンテンツ戦略
故手塚治虫氏の著作権を管理する手塚プロダクション(東京・新宿)松谷孝征社長が語る手塚作品の今後のコンテンツ戦略。日経MJ9月14日付記事の要旨。
・電子書籍事業の展開は?
「『iPad』向けに電子化した約400冊の手塚作品を日本語で提供、7月にはその一部を英語版でも配信し始めた。会員制で料金は月額課金。今後、中国語版やフランス語版なども配信する」
「手塚プロは手塚作品のすべての著作権を管理している。出版社が電子書籍にシフトしていく中で、下手な前例にはなりたくないと思っている」
・電子書籍の懸念は?
「表現の仕方などが紙と電子ではまったく違う。売れなくなってきた紙の本を電子書籍で埋め合わせたりというだけでは出版社は衰退するだろう」
・漫画の電子化で気をつけていることは?
「マンガは『コマ間』を読ませるのが大事。文字だけでなく、登場人物の表情や絵の雰囲気、コマの続き方で読者に重要な意味を伝えている」
「また作家は、右開きか左開きか、見開きか片側のページだけかなどを考慮しながら漫画を描いている。電子化するとそれがわかりにくくなる」
・海外向け配信のねらいは?
「海外では作品中の擬態語などが勝手に翻訳されかねない。縦書きと横書きの違いなどもあり、背景を書き足されたケースもあった。紙の本の購入につなげるねらいもある」
まつたに・たかゆき 1967年中大法卒。出版社で手塚治虫氏の担当編集者となり、1973年手塚プロダクション入社。手塚氏のマネジャーを務め、1985年から社長。67歳