「作品や仕事に敬意を、過度な評価や批判は文化を傷つける」、山下達郎さん

音楽や芸術、スポーツなどの分野で商品を売っていくために、時には多くの媒体や評論家を巻き込んで過大な評価が流布される事は多いが、それ自体はビジネスなので仕方がない部分もある。作品の内容とは別の問題であるのに、それを受けて過大な広告が気に入らない人たちが不必要な批判を浴びせる。その応酬で文化は傷つき、人の気持ちもすさむように思える。
僕は58歳になり、この年齢になってどうにか的外れな批判を気にせずに生きられるようになったが、今の若い人にとっては周囲の雑音に負けないで仕事をすることがとても難しい時代だ。千の賛辞の中の一つの罵倒が気になり、その中で自分の仕事を冷静に自己評価することは難しい。
職業人ならば良し悪しと好き嫌いを区切って、他者の作品や仕事への敬意を払わなければならない。度を越した評価や批判は文化自体を曇らせてしまう。
歌はひとたび世の中に出ると自分の手を離れてしまう。僕が仕事をしながら見ている先は、売れるとか売れないとかいう途中の雑音を通り越して、どこかで僕の作品を待ってくれている、見知らぬ誰かなのだ。
28日朝日新聞東京版広告面「職人でいる覚悟」第4回より、山下達郎氏談を一部抜粋。

変わる創作者の表現、シンガー・ソングライター山下達郎さん

17日の日経夕刊文化より。
「ビートルズが出てきて、ポピュラー音楽の基準点が変わったように、震災の前と後という概念で文化表現が選別される可能性がある。既存の表現が機能しなくなるかもしれない。表現者にとってはとても厳しい時代になる」
「文学でも映画でも若い世代から新しい表現が出てくるはずだ。現在の日本だとそれはアニメや漫画の分野が一番早いかもしれない」

世界コスプレサミット、名古屋で開幕、参加17ヵ国に増加

「世界コスプレサミット2011」が5日、名古屋市で始まった。9回目を迎える今年は参加が17カ国に増加した。
一般参加のコスプレイヤーが集まるパレードは6日、大須商店街などで催す。今年は名古屋市の河村たかし市長に加え、愛知県の大村秀章知事も参加。7日は商業施設のオアシス21でチャンピオンシップ大会を開催し、17カ国の代表がコスプレ世界一を争う。
チャンピオンシップ大会の観客数は第1回の3千人から昨年は1万5千人に増加。実行委員会事務局のテレビ愛知によると、今年は1万6千人を見込むという。パレードも1万人程度の観客を見込んでいる。
世界コスプレサミット公式サイト(テレビ愛知)