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トムス・エンタテインメント、株式交換でセガサミーの完全子会社へ

セガサミーホールディングスは27日、子会社3社を株式交換で完全子会社化すると発表した。コンテンツなど経営資源を効率的に活用するため、グループ体制を整備する。12月1日に株式交換を実施する。3社は11月26日付で上場廃止となる。

子会社化するのはマザーズ上場で携帯、パソコン向けゲームを開発するサミーネットワークス、ジャスダック上場で玩具を手掛けるセガトイズ、名証2部上場でアニメ制作のトムス・エンタテインメント。
サミーネット株1株に対してセガサミー株333株、セガトイズ株1株に0.33株、トムス株1株に0.26株を割り当てる。

大阪証券取引所はセガトイズ株を、名古屋証券取引所はトムス株をそれぞれ監理銘柄(確認中)に指定した。

2010/08/27,NQN


「海賊版で日本語習得」に困惑、角川グループHD佐藤辰男社長

「日本語ができる中国の若手編集者が多いことに驚いた」。角川グループホールディングス(GHD)の佐藤辰男社長は感慨深げに話す。中国・広州市に設立した合弁企業の現地社員にどう勉強したのかと聞くと「角川書店など日本のライトノベルやマンガで学んだ」との言葉が返ってきたという。

悩ましいのが「彼らが買ってきた小説やマンガが海賊版だったこと」。合弁事業で正規版を中国の若者に届け、海賊版の排除に取り組む体制ができる。現地での作家育成にも力を入れる。「自分たちが愛読したような作品を生みだせる。そんな意欲にあふれている」と目を細めた。

2010/08/27, 日本経済新聞 朝刊より


創作系「ホビーカフェ」続々登場、利用者同士に刺激も

客同士が情報交換しながら、プロの技も学べる「ホビーカフェ」が続々と登場している。カルチャーセンターや専門の教室に通うよりも気軽に参加でき、料金も手ごろ。同好の士が席を並べてお互い刺激し合う雰囲気が、技術を磨く意欲を高めるといった効果もあるようだ。

名古屋市に今春オープンした漫画喫茶「漫画空間」。店内中央には、漫画やイラストを描くための専用の机が6席並ぶ。約1万冊の漫画をそろえた「読むスペース」とは間仕切りで分けられ、利用者は隣り合わせでそれぞれの制作活動に励む。ペン類やインク、トレース台は自由に使えるほか、絵の背景に使うトーンなどの購入が可能。通常の漫画喫茶と同様、コーヒーや清涼飲料はもちろん飲み放題だ。料金は1時間480円、3時間パックで980円と通常の漫画喫茶並み。イラストレーターや漫画家を目指す若者の来店も目立つという。プロの漫画家による描き方講座も開いており、内藤店長は「この店が漫画家デビューのきっかけになってくれれば」と期待を込める。
名古屋市に住む現役の漫画家の寝猫さんは常連客の1人。「自宅と違い料金を払って利用するので、『時間内に仕上げないと』と気合も入る」と笑う。気分転換も兼ね月に2~3回通っているが、「周りでみんなが黙々と描いている姿をみると自分も刺激を受ける」という。

プラモデルづくりに専念できる「模型カフェ」として人気を集めているのは大阪市に今春オープンした「iiba(イーバ)」。工作道具などを自由に貸し出し、製作途中の作品は保管してもらえる。来店客の約8割は少年時代に「ガンプラ」などに夢中になった30~40代の男性だ。
料金は3時間1000円からで、店内には撮影ブースも用意している。客の多くは常連で、完成した作品を互いに批評し合ったり、コンテストなどの情報を交換する場にもなっている。

小説家やクリエーターを目指す人向けの「文章バー」も登場した。東京・新宿で2月に開業したダイニングバー「Fumi’s Bar(フミズバー)」だ。店のオーナーで作家の高橋フミアキさん(49)が講師となり、来店客一人ひとりに声を掛けながら、上手な文章の書き方などを教えている。
「授業」は月に4日ほど開き、参加費は1時間1000円。「ブログの文章をうまく書けるようになりたい」など、趣味の延長で参加する人も目立つ。
高橋さんによると、「互いの距離が近いので意思疎通もしやすい」。9月分の予約はすでに満席。「開催日を増やすことも検討中」(高橋さん)だ。

日本ホビー協会(東京・台東)によると、本来は自宅で親しむような趣味を店で楽しむホビーカフェが広がるきっかけとなったのは、2~3年前にブームとなった「手芸カフェ」だ。最近は陶芸、写真撮影などの趣味が楽しめるカフェも登場し、カルチャーセンター並みに内容が多彩になってきたという。
いわゆる「趣味」「お稽古」のたぐいは多種多様で、その数だけカフェが生まれる余地はある。新たな「学びの場」の形態として、各地にホビーカフェが定着する可能性は高そうだ。

2010/08/27, 日経MJより


テレ東とインターFM、アニメのラジオを共同で制作

テレビ東京とエフエムインターウェーブ(インターFM、東京・品川)は26日、共同でアニメ情報のラジオ番組を始めると発表した。
世界で人気を集める日本のアニメを深く分析しつつ、最新の情報も届けるという。テレ東はアニメに関する蓄積を生かし、テレビ放送以外にも多様な事業を展開していく考えで、今回の番組はその一環。

新番組「TOKYO ANIME STREAM(トーキョー・アニメ・ストリーム)」は9月5日から毎週日曜深夜(月曜未明)に放送する。毎回、監督や声優をゲストに招いて各作品の舞台裏などを聞く。第1回と第2回はアニメ「ポケットモンスター」シリーズを取り上げる。

2010/08/27, 日経産業新聞より


都内の寺院、カフェや萌えキャラで若者に身近さを演出

東京都内の寺院で、音楽など様々なイベントを催し、お寺と縁遠くなった若者らをひき付けようとする動きが相次いでいる。常円寺(東京・新宿)は境内の入り口で移動式カフェを始め、了法寺(東京都八王子市)は寺を主題にした音楽CDを扱い始めた。各寺は「地域の活性化とともに、お寺や仏教に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待している。

JR新宿駅西口近くの常円寺は今春、「ロータスカフェ」と題して、境内の入り口に飲料を提供する移動販売車を設置。境内の木陰に7人程度が座れるいすも用意した。月末までは夏季休業中だが、平日の午前10時から午後3時までを中心に、コーヒーやマンゴージュースなどを販売する。
同寺の及川一晋執事長は「近くの高層ビルなどで働く会社員にくつろいでもらえている。開放的なお寺のイメージづくりにもつながっている」と手応えを感じる。

堂内にまつられる弁財天をモチーフにした美少女キャラクターのイラストを描いた看板を昨年置き、男性ファンらが訪れるようになった了法寺は8月中旬、同寺を歌ったCD「寺ズッキュン!愛の了法寺!」(1600円)を扱い始めた。同寺が製作した商品ではないが、中里勝孝住職は「仏教と接する機会の無い一般の人が関心を持つきっかけになる」と期待する。

都内では比較的広い敷地を活用し、音楽イベントに境内を活用する動きも相次ぐ。
「街の活性化に協力できるのなら…」。月窓寺(東京都武蔵野市)は地元で漫画雑誌の編集などを手掛ける会社が、コミックのPRと商店街活性化を狙って3月に開いた祭りで、本堂前の場所を提供した。即席ステージで繰り広げられた元「モーニング娘。」のメンバーによる歌や、津軽三味線によるライブなどを約700人の観衆が無料で楽しんだ。

都内でも後継者難や信者の減少などで休眠状態になる宗教法人は少なくない。各寺院とも様々なイベントを通じて、地域に密着した寺の存在をアピールしている。

2010/08/26, 日本経済新聞 地方経済面 (東京)より



了法寺テーマソング「寺ズッキュン!愛の了法寺!」

参考リンク:
日蓮宗 福聚山 常圓寺
日蓮宗 松栄山 了法寺


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